国家公務員の仕事と聞いて、皆さんはどのようなものを思い浮かべますか?
霞が関の中央省庁で働く職員、労働局や気象台といった各府省の地方機関で働く職員、罪を犯した人を更生に導く刑務官、悪質な脱税者に対して捜査・差押を行う国税査察官など、これらはすべて国全体に関わる業務を行う国家公務員です。これらの仕事は新卒で国家公務員として就職しなければできない仕事なのでしょうか?
いいえ、そんなことは全くありません。「人生100年時代」といわれる長いスパンの中で、自身の仕事に対して求めるものは変わっていくものです。若いときにやりたいと思っていたことと社会人になってある程度の経験を積んでからやりたいと思うことは異なって当然ですし、結婚や育児、介護などのライフステージごとの身の回りの状況の変化によっても影響を受けるでしょう。あなたのキャリアプランの中に国家公務員という選択肢を考えてみませんか?まずは、国家公務員の仕事内容などについて詳しく紹介した中途採用特設サイトをぜひご覧ください。
これからのキャリアの選択肢に国家公務員を考えてみませんか?
国家公務員の仕事とは
国家公務員の仕事とキャリアの形成
採用試験と選考の種類
国家公務員としてのキャリアをスタートするために
国家公務員としてのキャリアをスタートする際には、まず、ご自身のキャリアの中で国家公務員の経験をどのように位置づけたいかについて考えていただく必要があります。ご自身が仕事に求めるものやライフステージなどを踏まえ、どの府省でどのような業務に携わりたいか、あるいは、国家公務員としてどのくらいの期間働きたいかにより「任期の定めがない採用」か「任期の定めがある採用」を決めた上で、対応する募集を選んでエントリーしていただくこととなります。
国家公務員に転職するための試験や選考採用(主なもの)
任期の定めがない採用
経験者採用試験 |
民間企業における実務経験などを活用していただく前提で 係長級以上の官職に採用する試験 |
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総合職試験(大卒程度試験)や 一般職試験(大卒程度試験)など |
いわゆる第二新卒などを含む30歳未満の方が 新卒の方と同様に受けることができる試験 |
一般職試験 (社会人試験(係員級))など |
40歳未満の社会人の方を対象とした試験 (高校卒業程度の内容の問題を出題) |
中途採用者選考試験 (就職氷河期世代) |
1966年4月2日~1986年4月1日生まれの方を対象とした選考試験 (2024年度まで実施予定) |
各府省における選考採用 | 上記の採用試験・選考試験のほかに各府省での選考採用も実施 |
任期の定めがある採用
任期付職員採用 |
公務に有用な専門的な知識経験等を有する民間人材を 5年の範囲内で任期を定めて採用 |
---|---|
期間業務職員(非常勤職員)採用 | 上記のほか各府省のニーズに応じて非常勤職員を採用 |
「国家公務員」というキャリアの魅力
自らのキャリアを自ら築いていく時代に
皆さんは「キャリア自律」という言葉を耳にしたことはありますか?
かつての日本においては、高校や大学を卒業して一度就職をしたら、組織の指示で人事異動を繰り返しながら30年~40年の時間を過ごして定年を迎えるといった職業人生が一般的であったかもしれません。しかし、国際化や多様化が急速に進む近年、雇用を取り巻く環境はこれまでと大きく変化しており、自分のキャリアについては自らが積極的に考え、形成していくという「キャリア自律」が求められる時代となってきています。
これは国家公務員においても例外ではありません。国家公務員と聞くと、一般的には数年に一度、組織の都合による異動がある「キャリア自律」とは相容れない世界を想像されるかもしれません。もちろん、国民に対して必要不可欠なサービスを全国的に提供していくために最低限の人事異動は必要ですし、個々の職員が思い描く理想のキャリアが必ず実現できるわけではありません。
では、自らのキャリアについて全く考えられないのかというと、それは違います。国家公務員も様々な業務経験を積む中で、自分の強みは何か、それを活かして自分が将来どのような仕事をしていきたいかなど、自身のキャリアについて、個人でも考えていく時代に少しずつシフトしていっています。
国家公務員の業務は多岐にわたり、キャリアを考える上でもたくさんの選択肢があります。 スペシャリストとして専門的な業務に長く携わる方もいれば、多方面で経験を積み管理職へと昇任していく方もいます。
国家公務員の研修の中にも、自分が今の職場でどのようなキャリアを実現していくか、数年後に自分がどのような働き方をしていたいかなど、自身のキャリアを主体的に考えるための研修が複数用意されています。
かつての日本においては、高校や大学を卒業して一度就職をしたら、組織の指示で人事異動を繰り返しながら30年~40年の時間を過ごして定年を迎えるといった職業人生が一般的であったかもしれません。しかし、国際化や多様化が急速に進む近年、雇用を取り巻く環境はこれまでと大きく変化しており、自分のキャリアについては自らが積極的に考え、形成していくという「キャリア自律」が求められる時代となってきています。
これは国家公務員においても例外ではありません。国家公務員と聞くと、一般的には数年に一度、組織の都合による異動がある「キャリア自律」とは相容れない世界を想像されるかもしれません。もちろん、国民に対して必要不可欠なサービスを全国的に提供していくために最低限の人事異動は必要ですし、個々の職員が思い描く理想のキャリアが必ず実現できるわけではありません。
では、自らのキャリアについて全く考えられないのかというと、それは違います。国家公務員も様々な業務経験を積む中で、自分の強みは何か、それを活かして自分が将来どのような仕事をしていきたいかなど、自身のキャリアについて、個人でも考えていく時代に少しずつシフトしていっています。
国家公務員の業務は多岐にわたり、キャリアを考える上でもたくさんの選択肢があります。 スペシャリストとして専門的な業務に長く携わる方もいれば、多方面で経験を積み管理職へと昇任していく方もいます。
国家公務員の研修の中にも、自分が今の職場でどのようなキャリアを実現していくか、数年後に自分がどのような働き方をしていたいかなど、自身のキャリアを主体的に考えるための研修が複数用意されています。
キャリア形成支援のための研修の一例
実務経験採用者研修
民間企業等からの採用者に対して、公務員としての服務規律や倫理観の徹底を図るとともに、先輩職員のアドバイスや研修員相互の理解の促進により公務員生活の開始を支援する研修を提供キャリア支援研修20・キャリア開発セミナー30
主に本府省の20代~30代の係員・係長級職員を対象として、仕事や能力開発への意欲向上を図るため、職業生活を振り返り、今後のキャリア形成を考える機会となる研修を提供女性職員キャリアアップ研修
主に係長級の女性職員に対して、相互啓発による業務遂行能力の伸長やマネジメント能力開発、人的ネットワークの形成などの機会を付与する研修を提供
◆皆さん、ぜひ、これからのキャリアの選択肢に国家公務員を考えてみませんか?◆
国家公務員採用試験の申込方法や最新情報などの詳細についてはこちらをご覧ください
国家公務員試験採用情報NAVI
(人事院Webページ)